首の周りや脇、前胸部などの擦れやすい部位にできやすい、ぶつぶつとした1～2mmの褐色の小さなイボを「アクロコルドン」や「スキンタッグ」と呼びます。
多発するものが多く、加齢とともに大きく目立ちやすくなることが知られています。
皮膚の老化（紫外線、摩擦などの刺激）に伴って出現すると考えられています。
液体窒素を用いた冷凍療法もありますが、周囲の正常皮膚にも影響を与え色素沈着を生じやすく、また一度の治療ではあまり取りきれないことが問題になります。
首イボと一概にいっても
- 極めて小さいもの（アクロコルドン）
- 小さいがブドウの房のように皮膚からぶら下がっているもの（スキンタッグ）
- 比較的大きなもの（軟性線維腫）
のように大きさ・形が様々であり、それぞれに適した治療 (炭酸ガスレーザー、剪刀で茎部を切離、メスで切除・縫合) があります。大きなものや房状になっているものを、全て液体窒素やレーザーで除去しようとすると、肥厚性瘢痕や色素沈着を高確率で生じます。逆に上の写真のような、極めて小さいアクロコルドンが多発している場合は、炭酸ガスレーザー治療がよい適応になります。
炭酸ガスレーザーであれば、特にパルス幅を90μsと短くしたウルトラパルス発振であるUAL3000DPであれば、色素沈着を抑えて、しっかり除去することが可能です。
10分で除去できる目安として、小さいものであれば20～30個は除去可能です。
（ホクロやその他のできものなどは取り放題コースには含まれておりません。）
首イボ経過
- 副作用
- 炎症後色素沈着・肥厚性瘢痕・残存・再発
- 費用
- 20,000円
(初再受診料が別途でかかります)
- 治療期間
- 施術後約1週間、創傷被覆剤等を貼付
- 副作用
- 炎症後色素沈着・肥厚性瘢痕・残存・再発
- 費用
- 20,000円（首イボ取り放題10分コース）
(初再受診料が別途でかかります)
- 治療期間
- 施術後約1週間、創傷被覆剤等を貼付
