YUKI皮フ科形成外科

CO2レーザー
(炭酸ガスレーザー)

炭酸ガスレーザー(黒子、イボなど)

CO2レーザーとは

炭酸ガスレーザーは水分を含むものに吸収される性質を持ちます。

皮膚には水分が多く含まれるため、照射すると一瞬にして熱エネルギーに転換し、組織を蒸散させることが可能です。

短時間に高エネルギーをピンポイントで照射することができ、治療時間を短く、皮膚組織の損傷を少なくできます。

副作用
瘢痕、再発
費用
料金案内参照
治療期間
処置後約2週間の軟膏処置が必要

当院のCO2レーザーの紹介

UAL3000DP
UAL3000DP

・90μsecのウルトラパルス発振

・医療機器認証番号【22700BZX00123000】

パルス幅とはレーザーが発振される時間のことです。この発振される時間が短ければ短いほど、照射部位の熱変性によるダメージを最小限にできます。また同時に瞬間的なパワーであるピークパワーは強くなります。パルス幅90μsecは炭酸ガスレーザーとしてはかなり短いパルス幅です。
(通常のシングルパルスモードで5〜500msec、スーパーパルスモードで100~800μsec)

パルス幅

実際の使用効果を分かりやすく言うと、他のパルス幅の機器と比べて、
熱による皮膚のダメージを最小限にして、なおかつ良い切れ味で病変を削りとる』 ということです。
細い針先の電気メスを用いてくり抜くように除去する方法もありますが、周囲の組織にまで熱損傷が及ぶため、炭酸ガスレーザーより瘢痕化しやすくまた再発もしやすいため推奨しません。

適応

あまりに大きなものや、体幹などのできものでは瘢痕(傷あと)が目立つ場合があるため、手術による切除をオススメする場合があります

治療の流れ

1. 局所麻酔

とても細い注射針で痛み止めの薬を注入します(ご希望の方は注射の痛みを和らげるテープもあります)

2. レーザー治療

レーザー照射し病変を削切
レーザー照射し病変を削切
削切した部位

3. 後療法

上皮化
傷口に軟膏を塗布
被覆材を貼り乾燥を防ぐ
施術後10〜20日で上皮化
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