YUKI皮フ科形成外科

アポクリン汗嚢腫(Apocrine cystadenoma)
治療経過

以前他院にて粉瘤を疑われ、くりぬき法で除去を試みられましたが残存し、再度大きくなってきたため当院受診されました。
病理検査の結果は悪いものではないとだけ伝えられ正確な診断名は聞いていないとのことです。

その後当院で切除縫合を行いました。腫瘍はアポクリン汗嚢腫という珍しい腫瘍でした。
このようにくり抜き法では粉瘤でない場合に除去できないことがあり、その場合は切除に切り替える必要があります。
また病理検査の結果は診断名まで確実に聞いておくことが望ましいです。

合併症
感染・再発・肥厚性瘢痕・陥凹
費用
4,980円
(皮下腫瘍摘出術(露出部2cm未満)
(別途病理検査代)負担3割の場合)
治療期間
術後約1週間で抜糸
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